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団体概要

NPO法人 よこはま里山研究所(NORA)

所在地〒232-0017
横浜市南区宿町 2-40 大和ビル 119
連絡先TEL: 045-722-9674 FAX: 045-722-9675 (お問い合わせは、メールまたはfaxで)
eメール info@nora-yokohama.org
URLhttp://nora-yokohama.org/
活動目的
 人と自然が共生する里山をモデルにして、そこに見られる思想、智恵や技などを現代にいかし、人々の生活の質と生き物の多様性が共に高められる暮らし方を実践し、その成果を社会に発信しながら、地域ごとに個性ある持続可能なコミュニティづくりに寄与する。<定款より>
設立年 2000年
沿革
 <設立~成長期>
 1990年代、横浜市内で、里山づくりや森づくりための活動団体が増え、活動が活発になりました。それらの団体や専門家のネットワーク組織「よこはまの森フォーラム」が衰退すると、それにかわって、里山保全・環境保全の団体や専門家をつなげる団体が熱望されました。同じ時期、新治市民の森の設立準備が進められていましたが、大きく関わっていた地主の死去に伴い、今後の展開を想定し新治市民の森の設立準備メンバーの3人が中心となって、2000年、NORAを設立しました。
 以降、設立5年目までは、かながわボランタリー活動推進基金21協働事業の里山保全団体立ち上げ支援や、横浜市の受託事業である里山・環境保全団体立ち上げ支援、研修、コンサルティングなど、次々と入ってくる数多くの事業を回すことに忙殺されていました。最も多い時期には、常勤職員が3人、非常勤職員が4人となりました。
 <変革期>
 2005年、それまでの受託事業が一段落すると、次のビジョンの明確化が課題となりました。折りしも、横浜市の受託事業の入札方針が変更され、受託事業が取りにくくなり、設立メンバー内で今後の活動方針について意見の相違が見られるようにもなりました。
 そこで、パナソニック NPOサポートファンド(組織基盤強化のための助成金)を使って、理事会を中心に、運営メンバーや活動メンバーと1年間かけ、NORAの今後について話し合いました。その結果、事務局(その時点で、常勤職員1名、非常勤職員2名)の解散と事務所の閉鎖を決定、総会で一旦了承されました。しかし事務所については、会員から存続を望む声が上がったため、再検討した結果、年間100万円の維持費を寄付などから捻出することとして、2008年臨時総会にて事務所の存続が決定されました。
 また、それまでは各事業を事務局が運営していましたが、事務局の解散に伴い、必要だと思う人がリーダーとなって事業・活動を活動を自主的に運営する、プロジェクト制をとることに。さらにこの時期には、理事長と一部の理事を除き、理事会を刷新することにより、従来の里山・環境分野の専門家集団から、NORAのサポーターのなかでやれる人が集まって構成し、それまでの事務局中心の運営から理事会主導となって、組織体制に大きな変化が見られました。
 <現在>
 常勤職員不在のなか、交代で入る職員やメンバー誰もがわかる、組織・事務局体制を構築中。活動は、メンバーたちの積極性により自主事業のプロジェクト数が以前の3倍近くになり、また活動に関わるサポーターが増えるなど、草の根の活動は以前にも増して活発になっています。
現在の
活動内容
●活動目的
 里山は、人びとの営みによってつくり上げられてきた身近な自然です。NORAは、よこはまという都市に生活する側の視点から、かつての里山のように暮らしと里山の距離を近づけることで、生命(いのち)のつながりが感じられる機会を取り戻し、身近な里山も私たちの暮らしも豊かになることを目指すNPOです。(NORAリーフレットより)

●活動内容
■参加型プロジェクト
 里山の中心には、農村に生きる人びとの居住空間である「ムラ」があります。その周りには、毎日のように出かける田んぼや畑などの「ノラ」があります。さらにその周りには、ときどき芝刈りなどに出かける「ヤマ」があります。「ムラ」の人びとは、日々、「ノラ」や「ヤマ」でシゴトに励むほかに、「ハレ」の日を大切にして心ゆくまで楽しみ、再びシゴトへと戻りました。また里山は、多様でまとまりのある景観を作り上げ、その場をすみかとする「イキモノ」をはぐくみ、高い生物多様性を誇っていました。NORAは、互いは生かしあう里山の相関関係を軸とし、プロジェクトを展開しています。(NORAリーフレットより抜粋・編集) 

ムラ:野菜市、おいしい野菜の食事会、料理教室、竹細工など
ヤマ:市内での森づくり、森づくりに関する講座運営など
ノラ:地域農家の援農、公園管理作業など
ハレ:地モノ市、折々に企画するイベント型プロジェクト
イキモノ:旬の里山探訪など

■調査・研究・コンサルタント
 里山に関する調査・研究、里山に関する講座の企画・運営、里山および市民活動に関するコーディネート、里山および市民活動に関する講師等の派遣、里山に関する情報収集と発信
これまでと現在の組織形態
 旧)事務局主導型の運営   新)会員発案のプロジェクト制、連絡協議会の設置
移動サービス協議会

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